中国留学して驚いたこと③清真(ムスリム)食堂編
みなさんこんにちは!
お元気でお過ごしでしょうか?
地元新潟でもまた少しずつ感染者が出ているようで、首都圏だけではなく地方も心配しています…
お仕事、バイト、お買い物などいろいろ外に出る用事があるかと思いますが、熱中症も含め体調には十分お気をつけください!
今回は留学して驚いたことの第3回目、内容は清真(ムスリム)食堂についてです!
このシリーズ誰の役にも立たないと思うけど、もし今後初めて中国に行く機会を控え、中国の生活を少し知っておきたい!ホンモノの中国料理を日本で食べてみたい!と思う日本の一部の方の参考になればと思います!超ニッチなターゲットですね!!
目次
概要
概要は大学にフォーカスして書きます!
中国の(おそらくほとんどの)大学にはムスリムの方が食べられる食堂があります。
そもそも中国の大学の食堂について、自分の留学先ベースに簡単に説明すると…
中国の大学は大学敷地内の寮に住む方が多いです。(北京大学みたいなばかでかい大学はちょっと離れるのかも?)
現地の友人の中には実家は北京だけど寮に入るの、週末に帰ってるんだ〜と言っている子もいました。
なので中国人学生は6人、8人で1部屋に住んでいるのです😂
(人数は学校などにより異なるので参考程度に。)
だからこそ食堂の数も多いのです。
自分の留学先は小規模の大学でしたが、5つの食堂がありました。
その中の一つが清真食堂です。
すごく簡単に言ってしまうと、イスラム教では食べてはいけないとされる食べ物、例えば豚肉が使われていない料理を提供しています。
ムスリムの民族やイスラム圏から来ている留学生も気にせず食べられるのです。
驚いた理由
驚いた理由は日本ではハラル料理を提供する大学がまだあまり多くないから、そしてハラル料理を食べるのが初めてだったからです。
もちろん日本にもハラル料理を提供する大学はありますし、レストランも多くあります。
しかしムスリムではない自分にとってはあまり身近でなく、漠然と「宗教でタブーな豚肉を使ってない料理」という認識で、具体的な料理もそんなに知りませんでした。
だから新鮮で驚いたというよりなるほどな〜、っと思ったのです。
日本はハラル料理を提供しているところ少ない!もっと増やせ!と主張したいわけではなく、異なる宗教を信仰する方が身近にいる環境に新鮮味と興味深さを感じ、その感覚をブログを通してシェアしている、と思っていただければ幸いです。
(インバウンド観光的にあったら良いことは確かだけど!)
それに日本の大学でハラル料理が多くない(と感じる)理由として、あくまで個人的な考えですが、そもそもイスラム圏から留学に行く学生は地理やその他理由的に中国が行きやすいというのもありますし、受け入れている留学生の中のムスリムの学生が多くない日本の大学が結構ある、という理由もあるのかなと思っています。
清真料理紹介
大学の食堂はムスリムの学生だけでなく、それ以外の学生でも賑わっています。
お昼の時間は限られているので席を見つけるのが大変なくらい大盛況です!
また比較的あっさりとした味付けの料理も多く、油っぽい料理に飽きた時は自分もよく利用していました。
ではどのような料理があるのか少しご紹介します!
学食
目玉焼き、もやし、唐揚げに辛いソースかけたやつ。
友達が教えてくれて以来リピーターになりました❤️
基本的に白いソース(おそらくマヨネーズ)か辛いソースか聞かれるのですが、一度カレー?という謎の聞き方をされ、うんと答えるとカレーソースがかかっていました笑
聞き間違えてなかったけどその選択肢あったんですね?と思いました。
カレーソースも美味しかった!
次はこれ。この丸いのは魚だった気がします←
名前は忘れました。
でも多分鱼丸、つみれです。
中国の肉や魚料理は骨つきが多くて食べにくいので、これなら食べやすい!
これも自分の好みの味で何度も食べました笑
上記2枚はどちらも10元〜12元(150円〜180円)程でこの量。好き。
これまで大学の食堂について見てきました。
当たり前ですが大学以外にもハラル料理を出すレストランは市街地各地にあり、自分も何度か行きました!
どこもとても美味しく、私が中国留学中に食べたものの中で上位に入るのでシェアします!
新疆料理
新疆料理とウイグル料理は異なる、という記述がありますが厳密な違いがわからないのでここでは無視します。
自分が食べておすすめなのは写真左側の馕包肉。
勝手にネーミングするなら「ナン付きマトンシチュー」かな、
新疆風のナンが煮込み料理に入っており、ナンも具もとても美味しいです!
他には羊の串焼きがとってもうまいです!
自分の中の羊肉のイメージが良い意味でぶっ壊れました、、
なぜあんなに臭みがなく美味しいんだろう。これは羊肉が嫌いでなければ食べて欲しい…
羊肉は中国に行くまで食べたことがなかったのですが、臭みのないものは本当に食べやすく、大好きになりました!
特に新疆料理レストランで食べた羊の串と内モンゴルで食べた鍋が美味しかったです。
クラスメイトとご飯に行く場合も、みんなの宗教に合わせてお店が決まるので、羊肉の肉まんなど、いろいろ挑戦できたのも思い出です。
マーラータン
これは全てのお店がハラルなのかわかりませんが、自分の大学の近くのマーラータンレストランは清真と書いてありました。
マーラータンには加工品の具が幾つかあります。
煎饼のお店やスーパーでハラルマークのあるソーセージが売っているのですが、そういった具やスープを使っているのかなと思います。
自分はあまり加工品を選ばず野菜やもちだけを選ぶので全く参考にならない写真ですみません!
終わりに
清真食堂編いかがでしたか?
自分は留学中に清真菜が大好きになりました!
他国の友人も特に食べたいものが決まってない時は清真料理なら大体美味しいから行く!と言っていました。
なので中国へ留学や旅行、駐在など行く機会があり、北京ダックなど定番料理食べ飽きたなあ…と思ったら行ってみてください!
また聞くところによると、池袋に美味しい清真料理が食べられるレストランがあるようなので、コロナが落ち着いたら誰かを連れて行ってみたいと思っています。
池袋に行く用事がある方もぜひ訪れてみてくださいね!
ガチ中国料理屋さんは日本語があまり通じないと聞いたのですが、清真料理屋さんはどうでしょうね…メニューくらいは日本語だと思いますのでぜひ!
海外体験は驚きの連続だと思っているのでこのシリーズは飽きるまで攻めたいと思います!笑
本日も最後まで読んでくれてありがとうございました!