たびとのせかい

海外好き社会人1年生のブログ。旅行、留学、ビジネスについて。

人生初北朝鮮レストランに行って北朝鮮料理を食べ、北朝鮮の方を見た話

みなさんこんにちは!

雲南省旅行編を少しお休みし、今回は中国北京で「玉流館」という北朝鮮レストランに韓国の友人と行った時のことを書きます。

 

多くの日本人が北朝鮮の方とお会いしたり、北朝鮮料理を食べた経験はないと思います。

自分もどんな料理があるのかさえ知りませんでした。

韓国出身の北京留学生にとってこのレストランは少し有名というか、知られている、とのことですが、自分は誘われるまでレストランの存在さえも知りませんでした。

不思議な体験でしたので最後までお読みいただけますと幸いです。

✳︎政治的に複雑で緊張した関係でありますが、自分の政治的な考えはここでは触れません。そして内容は自分が聞いたことベースであり、アカデミックな知識はあまりないことご了承ください。

 

目次

 

韓国、北朝鮮、中国の朝鮮族の方が話す言語

まず、コミュニケーションってどうなの?という疑問がわきますよね。

韓国と北朝鮮の言葉はちょっと違うとよく聞きます。

自分は見たことがありませんが、「愛の不時着」を見ている方はわかるかも。

そして中国の少数民族には朝鮮族がおり、朝鮮語を話します。

 

韓国の友達が言葉の違いを少し教えてくれました。

まず、お互いにコミュニケーションはほぼできるようです。

韓国の友人は北朝鮮レストランを電話予約してくれた時、そして実際に店員さん(北朝鮮の方)に話しかける時も韓国語を使っていました。

ただ、言い回しが異なることから、ちょっと聞き取れないところもあったようです。

 

また、自分の留学先大学で何度か朝鮮族の学生と韓国の学生が話しているのを見たのですが、やはり基本的にコミュニケーションは取れるけどわからないところもあるようでした。

友人曰く「朝鮮族の方が話す言葉は、その方のルーツにもよるけど北朝鮮の人が話すのと近い気がする」らしいです。

 

言語って不思議だなあと思いました。

日本語は他国で使われていないため、母語として国籍が異なる方とコミュニケーションが取れることはありません。

日本で言う方言のような違いとなると思いますが、国境を越えた方言に不思議さと歴史を感じました。

 

レストランの形式(予約やレストランでの流れ)

予約

予約は友人が全てしてくれたため詳細を把握していませんが、事前予約はしておいた方が良さそうです。

 

入店〜オーダー

お店の店員さんが入り口付近にいらっしゃるため、予約の旨を伝えます。

その方から席に案内していただきました。

メニューはとても多く、平壌冷麺やキムチ以外わからないため、誘ってくれた友人たちに任せました!

 

後半

詳細の時間は忘れましたが、夜には北朝鮮の文化パフォーマンスが始まります。

歌、踊り、音楽などがステージで披露されました。

歌は韓国語が少しわかる程度の自分には全くわからなかったけど、とにかく見応えはあったように思います!

 

お会計

これは普通のレストランと変わらず、お会計のカウンターで支払いをします。

ちなみにアルコールや記念品をお土産として購入したい場合、席にいる時に見て頼みます。

 

正直、このレストランに日本人が入って大丈夫なのか…と思いましたが、全く不安になるようなことはなかった上、誰に対しても丁寧なサービスをしてくださいました。

 

店内の雰囲気

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レストラン外観

外観からも少々おわかりになるかと思いますが、店内はとても広く、高級感溢れる内装でした。

テーブルは基本的に中国料理のお店にある中央にターンテーブル?がある大きな円卓で、白のテーブルクロスが敷かれていました。

お客さんは大人数で来られている方が多かったです。

中国人の団体、朝鮮族または北朝鮮の団体(どちらかわかりませんでした)、韓国人の留学生など、結構お客さんが入っていました。

もうどこの国にいるのかわかりませんでした…!

 

料理とサービス

まず、料理はなんと撮影禁止です!

例外としてビールか何かは撮影可でしたが、撮影をしたい場合は店員さん(もちろん中国語堪能)にお尋ねすることがベストです。

珍しくても撮影はダメなので頑張って思い出して書きます…!

 

自分たちは5人で行ったため、看板メニューの冷麺、土豆饼、キムチ、ビールなど色々オーダーしました。(思い出せませんでした!思い出し次第追記します!)

あとスープも飲んだかなあ…

料理はどれも口に合い、美味しかったです!

冷麺は長くて取るのに苦戦していたところ、店員さんが自ら来て切ってくれました。

そして中でも一番お気に入りなのは土豆饼(じゃがいももち/チヂミ)です!

もう味を表現できないですが、これだけはみんなで2回オーダーした記憶はあります!

また、ビールは北朝鮮のもの。

自分はお酒がダメなので飲んでいませんが、店員さんが開栓して注いでくれました。

 

また、サービスは手厚く感じました。

上記以外にも椅子にはコートと一緒に布をかぶせてくれたり。

中国の食堂やレストランに慣れているからかもしれませんし、国を代表するレストランであるからかもしれませんが、とても丁寧な接客でした。(正直、逆に少し怖いかな…)

 

約2時間、食べてパフォーマンスを見て1人60.8元(約900円)のお支払いでした。

お酒を飲まない分、友人より安くしてもらったのもありますが、正直もっと高いと思っていたので驚きです。

 

なかなか食べることのできない料理が多いこと、値段の観点からこちらはグループで訪れるのがオススメだと感じました。

 

最後に

日本人には馴染みのない貴重な文化体験をしました。

貴重な体験に連れて行ってくれた友人に改めて感謝です。

留学中はやはり他国の学生との交流を大切にして良かったです。

それによって日本人同士では行こうと思わないスポットにも足を運ぶきっかけになったので!

 

 

留学が中断になった自分。

この記事を書いて、本当は友人ともっと色々行きたいところがあったのに!とは思いましたが、思い出を振り返るきっかけになったことを嬉しく思うようにしたいと思います(必死)!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!